ゲーム感想置き場です。
ジャンルごった、ネタバレ多数です。辛口なこともあります。ご注意ください。
今回は「ハートの国のアリス~Wonderful Twin World~」「下天の華」「DISSIDIA FINAL FANTASY」
続きからです。
「ハートの国のアリス~Wonderful Twin World~」
アリスシリーズ初代作品ハートの国のアリスの、続編。なんだか世界観も相まって時間軸がすごく込み合っている本シリーズですが、この作品は初代の次の時間、ということのよう。つまり、ハートが終わったあと、誰かと恋愛関係になってからクローバーの国に行ってないアリス。…かな?
帽子屋の門番の双子がダムとディーからハンプティとダンプティになっていることと、住民をどこか(ささやかに)狂わせるクレイジー・ストリームがやってきます。
時期を同じくしてアリスは卵と玉座の夢を見始め…というストーリー。
…結局、卵ってなんだったの?というのがプレイした印象でした。正解描かれていたのかもしれないけれど、読み取れなかったなあ。卵が孵るイコール帰る、アリスがお姉さんを思い出して現実に(自分の世界に)帰るということなのか、玉座に座って役をもつ、心臓が時計になって銃を撃つ存在になるのか。うーん?殻が破れるというのは解放(アリスの抑え込まれた記憶が戻る、異世界に来て歪められた認識が正される)なような気がするけど、そうなると玉座は一体…卵たちの王とは一体?
ドアとか監獄とか、アリスを誘う仕掛けがいっぱいあるこの世界ですが、今までで一番意味が分からなかった。もしかしたら、意味なんてない、そんなナンセンスさを表現しているのかもしれないけれど。
ブラッドやビバルディの過去も明らかになった今作ですが、そうだろうなあ、と思っていたというか、いまいちパンチ力に欠けるなあ。多分私は、アリス作品には「期待を裏切って斜め上を行ってほしい」と願っているんだなー。
初代の「結婚しなかったら殺してやる!」くらいの勢いのあるアリス作品が読みたいです。
もう会社がなくなってしまったみたいだから、無理なのかなあ…
「下天の華」
舞台は戦国時代。くのいちの少女、ほたるは明智光秀の密偵として、彼の妹の身分で安土城に潜入します。織田信長を筆頭とした数々の武将たちと交流を重ねて、彼女が選ぶ未来とは…というストーリー。
短っ!と初回プレイ時に思ったことを覚えています。この作品までは、ネオロマンスはフルボイスを採用していなかったはずで、(たぶん)ボイス化することでテキストを縮小するしかなかったんじゃないかな、と思いました。
それが正しかったのかはわかりませんが、話はサクサク進行して読みやすいです。ネオロマンスらしく、品のよい乙女ゲームです。
ただし私にはちょっと、アクが足りなかった。
「DISSIDIA FINAL FANTASY」
調和を司る神コスモスと、混沌を司る神カオスの争う世界に、歴代ファイナルファンタジーの主人公とラスボスが召喚され、それぞれの陣営に分かれて争う物語。
作品の主人公ごとのストーリーモードもあります。
グラフィックが綺麗で感動…FFは7、8、10はプレイ済みの状態で始めて、それぞれの作品を最初にプレイした時も「なんて映像が綺麗なんだろう」と思ったけど、今作をやって「す、スコール!そんなにイケメンだったのか…!」と思いました。
いつだってFFのグラフィックは、その時の最高のものを見せてくれるんだなー!と感じた一作。
0 件のコメント:
コメントを投稿