ゲームの感想置き場その13です。
ジャンルごった、ネタバレ多数です。辛口なこともあります。ご注意ください。
今回は「雨格子の館PORTABLE一柳和、最初の受難」「薄桜鬼 随想録」「薄桜鬼 黎明録」
続きからです。
「雨格子の館PORTABLE一柳和、最初の受難」
主人公、一柳和はある日いきなり遭難し、折よく見えた洋館に駆け込むが、そこには妙な雰囲気の一団がいた。彼らは役者で、スタッフは一人も来ていないが、映画を撮るために集められたという。
一晩泊めてもらうことにするが、翌日になって食堂に向かうと、死体が発見されてしまう。さらに井戸の中にも、死体があった。どちらも、事故の可能性はかなり低い。殺人によるものだった。
当然余所者の和が疑われてしまうが、和は犯人ではない。昨日はずっと、同室を引き受けてくれた日織と一緒にいたのだから。
外に救助が求められない状況の中、和は唯一犯人ではないとわかっている日織と共に、これ以上の殺人事件を防ぐために走り回ることになる、というストーリー。
ノーヒントで始めると難しいなあ、という感じですが、まあ、最後まで殺人を防げないと「この人の他に犯人はいないな!」と思うままバッドエンドになるので、一週目が終わっても「犯人がわからない」ということはないでしょう。
でも犯人が分かっていても、証拠集めが大変。時間制限もあり、犯人を追い詰めてランクの高いエンドを迎えるには、私は攻略サイトを頼りました。
日織さんがすごい情熱的だったり、和くんが(たぶん)無自覚にプロポーズじみた言葉を告げていたり、君らの関係は一体…とやきもきするところを含めて面白かったです。
ただし、やっぱりちょっと、誰かが誰かを狙っているのがわかっていて夜を過ごす、というのが怖いな…私はホラーは苦手なんだな。ということで気にはなっているんだけれど、続編は未プレイ。
「薄桜鬼 随想録」
薄桜鬼のファンディスク。本編では語られなかった、新選組の日常風景などの短編集、という感じです。さらにおまけのSSL(学園パロ)もあります。
分量は少なめ、本編の殺伐とした雰囲気もそこまで感じません。「新選組」だったころの日常風景と、すべて終わった後の回顧、という感じなのかな。
「薄桜鬼 黎明録」
主人公の伊吹龍之介は、ほぼ行き倒れていたところを新選組の芹沢鴨に拾われる。犬のように拾ったから、と犬のように扱われるが、そんな暮らしの中で新選組の人物ともかかわりを持つようになる。
芹沢鴨暗殺までのわずかな期間、彼が新選組で得たものとは、というストーリー。
乙女ゲームが、主人公を男にした、という衝撃の一作。BLではないです。恋愛要素もほとんどない。
あくまで乙女ゲームなんだけど、キャラクターを掘り下げるために、あえて主人公の視点を男性にしてみた、という感じなのかな?と思っています。
芹沢さんは、皮疹の出る病気を患っているようで、たぶん梅毒と思わせる描写があって、結構進行している様子で、放置しちゃだめだよー…好きな女性から移された病気だからって、ロマン感じていたら脳がやられるし鼻がもげちゃうかも…いや治療法もなかったし仕方ないのかもしれないけど。
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