2017年5月28日日曜日

ゲーム感想①

ゲーム感想置き場です。
ジャンルごったな上にネタバレ多数のため、ご注意ください。

今回は「遥かなる時空の中で6」「うたのプリンスさま♪ All Star After Secret」「VitaminR」
「シグマハーモニクス」です。
続きからです。




「遙かなる時空の中で6」

女子高校生の主人公が異世界(大正っぽい)に召喚されて活躍するストーリー。
今までは主人公が「白龍の神子」だったのに対し、今回は「黒龍の神子」なのが新しいかな。

美貌のダリウスに「俺の運命」とか囁かれ続けたら、その気になっちゃうと思うんですが、理性的な主人公、梓は、自分の道を踏み誤ることなく、二つの視点(鬼と人間)を持って、問題の中心を探り、帝都を狙う巨大な悪と戦うのでした。

今までは同級生が一緒に召喚されていたけれど、今回からはそれはなしになっていました。(現代人がいないわけではないんだけれど)
「付き合ってもいない高校生男女が二、三人で行動するシチュエーションは稀」ということかもしれない。

「遙か」シリーズは、3がすごく好きだったなあ。主人公の女子高生が(いくら時間的な有利があるとはいえ)剣の達人を凌ぐ、いわゆる俺TUEEだけど、圧倒的なパワーと反則的なチートで運命を切り開いていく望美が画面のこっちから見ていてすがすがしかったです。

もちろん今作の主人公、梓も大変頑張る乙女ではあるんですが、
恋のために道を踏み外すようなことはない。
「今の時代を映す」乙女ゲームの主人公像から自分が離れてきちゃったかなー、と思った一作。
とても理性的な主人公。もうちょっと遊びがあってもいいんじゃないかな、と感じるこの感性は、もう古いのかもしれない…



「うたのプリンスさま♪ All Star After Secret」

先輩が攻略可能になったAll Starのファンディスク。先輩恋愛エンドのその後が描かれます。

美風先輩本編では(エンドにもよるけど)美風先輩、もしかして人間になりました!?みたいな描かれ方だな、と感じていたんですが、そんなことはなく、元気なロボット先輩が見られます。
あれー?と思ったのは私だけではないはず…!
いえ、愛音さんと美風先輩の関係を見れば春歌と恋に落ちた「美風先輩」が人間になることはないだろう、とは思うんですが、てっきり人間になったものだと思い込んでいたよ…。


「VitaminR」
落ちこぼれ生徒を教師の視点で教育して救って恋にも落とすビタミンシリーズ、X、Zときて、今度はVitaminRです。キャラも学園も一新。今度は音楽の学園で、主人公は(やっぱり)問題児たちを教育する教師として、ツッコミとスルーを駆使して活躍します。

全体的に薄味…という印象。今までが濃かったからなあ。シリーズものは常に前作を越えた「新しさ」を求めてしまうから、前作を踏襲しつつ新しさをぶち込み続けるのは難しいのかもしれない。



「シグマハーモニクス」

ある日いきなり世界が滅び、生き残った主人公シグマとネオンは、血筋故の謎の力で解決します。

なんか、もうちょっと、言い方あるだろう、と自分でも思いますが、でもそういうストーリーでした。
主人公は指揮棒で世界を調律し、ヒロインは身を張って魔物と戦います。
でも最後に唐突に巨大な機械になって戦うのはびっくりしました。え、そういう話だったんだ、というか。テーマ統一してほしい、というか。推理ものとバトルとSLGとセカイ系と、いろんな要素が入っていますが、うん、やっぱり統一感に欠けている、という気がした一本。
音楽は好きでした。



0 件のコメント:

コメントを投稿