2017年5月30日火曜日

ゲーム感想③

ゲームの感想置き場です。
ジャンル雑多、ネタバレ配慮なしです。ご注意ください。

今回は「Wand of FortuneⅡ FD ~君に捧げるエピローグ~」「絶対迷宮グリム 七つの鍵と楽園の乙女」「英国探偵ミステリア」

続きからです。





「Wand of FortuneⅡ FD ~君に捧げるエピローグ~」

ワンドシリーズ最終作になるファンディスクです。スタッフブログで登場したあのルルっぽい妖精さん(羽虫さん)が、ルルに自分のいろんな可能性を見せてくれる、という展開。

ひとつは2の時間軸でのその後。もうひとつは初代ワンド時間軸での大舞踏会。最後は不思議な力で幼女になったルルの顛末。

2は想像だにしなかった超シリアス展開だったので、幸せそうなその後の物語があってよかった…。
無印もルートに入るとかなりシリアスな展開だったけれど。
でも2は、特にノエルはかなり重いものを背負ってしまったからなあ…2で最初に見たエンドが、ノエルノーマルで自らを幸せにしない決意を見せられたからか、特にノエルの罪悪感というのは胸を打ちました。
そんなわけでルルと一緒に幸せを掴むノエルを見ることができてよかった!

でもワンドで好きな作品はやはり初代だったので、無印のその後のエピソードも嬉しかったですね。「全属性」という特別を得たわけではなくて、「彼の属性」を得たルルのお話。

ちいさなあの子の冒険は、面白さがよくわからなかった。


「絶対迷宮グリム 七つの鍵と楽園の乙女」

グリム兄弟(三人いる)と暮らす主人公ヘンリエッタは、ちょっと妄想が得意な女の子。ある日グリム兄弟の上の二人と村人全員が突如失踪し(というかヘンリエッタはしばらく末弟と眠っていたらしい)、グリム末弟ルートヴィッヒとみんなを探す旅に出ます。旅先で出会うおとぎ話の住人たちと一緒に、彼女が掴む未来とは…というストーリー。

最初に出てくるグリム兄弟が、みんな同居しているヘンリエッタのこと大好きで(家族の域を超えている感がある)こえーよその兄弟…と思わなくもないですが、乙女ゲーだからね…
花梨作品は、最初に心理テストみたいな多くの選択肢を出して、そこであらかじめルートを狭めるのもまあ、お約束だからね…
ルートによっては、ちょっとストーリーにぶつ切り感があるのも、まあ、よくある話ですね…

でも、カエルの王子との恋愛はなんだか妙なぐらいにリアルがありました。こう、平民の身分で王子と結婚するには自分を高める努力が不可欠、みたいな。王子は助けてくれない、自分で頑張るしかない、みたいな。
王子と結婚しました、めでたしめでたし。にはしたくない!という気概を感じた…

あとは全員クリア後に解放されるグランドフィナーレがチート的にすべての問題を圧倒的に解決するので、ああ、よかった。で終われます。


「英国探偵ミステリア」(PSP版)

19世紀イギリス。伯爵家の令嬢エミリアは、両親の死を疑問に思いながらも執事のペンデルトンと共に暮らしている。ひょんに事件を解決し、その数日後女王から指輪と共に手紙が届けられる。その教示通りにハミルトン校探偵科に入学し、そこで出会った探偵の卵たちと一緒にロンドンの霧に包まれた事件を解決していく…というストーリー。

一番驚いたのは、ペンデルトンが攻略できないということだ…
一番事件の核心に近い人物じゃないのかー!

ゲーム一本の中に謎を残されると辛い性質なので、なんか解決していない問題があると不完全燃焼します…いや、ペンデルトンのことだけではなくて…本当にそれでいいのか、エミリー。両親の事件は犯人がわかったとしても解決したと言えるのかー?

…と思っていたらVita版ではもう少し捕捉になるストーリーと、続編への布石がある模様ですね…。
続編出るのかなあ。2013年のゲームだけどなあ。出たら嬉しいけれども!

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