2017年4月7日金曜日

『カードキャプターさくら クリアカード編』②感想

『カードキャプターさくら クリアカード編』2巻感想です。

ストーリーに関わるネタバレ、独自解釈含みますので、苦手な方はご注意ください。

続きからです。





さくらカード編が終わり、中学生になった桜の元へ小狼君が帰ってきて、また桜の周りでは不思議なことが起こり始めます。

まずはさくらカードたちの白紙化。そして怪奇現象からの新しいカードの出現。

2巻では、「水源(AQUA)」「反射(REFLECT)」「行動(ACTION)」の三枚が桜の元に集まります。
クロウカード(さくらカード)と違ってどのカードも顔がないせいか、無機質な印象です。

エリオル君や小狼君はこの現象について何か知っているようですが、桜には何も教えてくれません。というかエリオル君はひたすら桜からのメールを無視している!ヒドイ!
でもこの巻では小狼君とは連絡を取り合っている様子が描かれています。桜には「今はまだ」言えない事情が二人にはある様子。そういうの、多いよね!
また、小狼君の部屋にある、クロウカードの気配を追っていた羅針盤(?)に似た盤には、クリアカード出現と同じタイミングで光の玉が浮かぶ様子で、クリアカードと小狼君には何らかのつながりがありそう。そして小狼君がクリアカードを見つめる時すごく苦々しい顔をしているのも気になります。
桃矢お兄ちゃんも「できることがふえたみたいだ」と言いますが、これも「そん時になりゃわかる」と教えてもらえません。しかし「俺はお前が…」に散々じらされた身としては、桃矢にーちゃんに引っ張られるのは慣れっこですよ。

そして、桜によく似た転校生『詩之本秋穂』ちゃんが登場します。転校の事情については明かされませんが、これまでは外国を転々としていたらしく、日本語は敬語(丁寧語)で話します。

2巻から読み取れることをまとめると、以下の通りです。
・クリアカードが持つのは魔力ではない別の力。動かすのは『鍵』(桃矢兄の「できること」にも関係する?)
・夢に出てくる鍵が欲しい子は秋穂ちゃん?(桜と背丈が同じくらい、桜自身似ていると感じる存在)
・クリアカード出現は桜にとって必要だけれど、良くないこと?(小狼君のカードを見る苦々しい表情)

全然見当違いかもしれませんが、続きを読んだ時のために覚え書いておきます。

『×××HOLiC』で杖(鍵)を侑子さんに渡しているシーンがありましたが、あれは違う世界線の桜の話なのかなあ。
もしくはクリアカード編は全部夢の世界の話、とか(夢の杖だし)。CLAMPさんならやりかねない(意見には個人差があります)。

でも「さくら」なので、「レイアース」とか「東京バビロン」みたいなバッドエンドの心配はしなくていいなーと思うので、気楽に次のコミックスを待ってます。

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