2016年11月23日水曜日

いも収穫!

庭に植えていたサツマイモを収穫したよ!という話です。

サツマイモを庭に植えるようになって三年目ですが、今年も収穫の季節になりました。
葉が黄色くなってきたあたりを目安にしていて、毎年10月上旬くらいが収穫かな、と思っていたんですが今年はゆっくりめかなあ。やっぱり今年の夏は例年より暑めだったのかな、とイモを見て思います。
いやー、今年もいろいろあったけれど、ムクムクと大きく育ってくれて私は嬉しいよ!イモ達よ!

五月ごろはナメクジの食害がひどくて、ビールの罠の設置をけっこう真剣に検討したんですが「その罠設置して、ナメクジとれたあと、どうやって処分するんだ…?」と思った結果、罠の設置はあきらめました。
でも、今年は青虫の被害は少なめだったなあ。年によって虫の生態系(と言えるほど大げさではないけど)も結構変わるので、なかなか興味深いです。庭で虫に出会ったときは心の中で大絶叫だけれども。

夏には茎を食べることにトライしたのですが、硬くて食べられたものではなかった。硬い中に柔らかいでんぷんのようなものがあって、それをチュルチュル吸い込むように食べました。調理の手間と補給できるエネルギー量を考えたら、随分効率が悪いよなあ。
この話をほかの人にしたら「戦時中の人だって、他に食べるものがあったら食べなかったんじゃない?」と言われて、なるほど、それはそうだなあ、と思いました。
でもさらにほかの人にしたら「ツルの部分じゃなくて、葉が出ているところの茎はおいしい」と言っていたので、来年は試してみようかな。
あと、夏はバッタがすごかった…バッタ牧場みたいだった…

あとは、植えているのは金時芋なんですが、一本当たり平均二本くらいの収穫でした。
もうちょっと採れるといいんですが、もしかして金時芋って、収穫量が少ない…?
甘く、大きくなるように品種改良された種類(だと思う)なので、もしかしたら甘くなる代わりに収穫量が少ないのかもしれない。

収穫量が少なくなる原因として考えられることまとめ
・品種的な性質
・畑となる土壌が硬い、肥料が少ない(連作障害もあるかもしれない)
・日当たりが不十分
・にょきにょき伸びてくるツルを剪定しすぎた

うーん、どれも心当たりがありますね。来年また少しづつ変えていきたいな。

目指すところはサツマイモの普及に努めた甘藷先生なので、収穫量の少なさは未来への課題になるのです。庭に植えてるだけで収穫まで育つイモではありますが、収穫までの時間は長い。およそGWから体育の日まで。それだけの労力があって、出てくるのは15個くらいのイモなのです。
こう考えると、その辺に売られているイモって、労働の対価としてはずいぶん安いなあ。


追熟も終わった頃なのでそろそろ調理します!